激闘の末に フィッツロイの巻
みなさんこんにちわ
よんす。です
リアルタイムは3日の夜8時
イグアスの滝のブラジル側 フォズドイグアスという町から
サンパウロに向けて18時間のバス移動中です
しかしこのバスWIFIがあるのです
快適です
最高です
ですがクーラー効きすぎて凍え死にそうです
なんでブラジルのバスはこんなにも冷やすんでしょうか
さて
兼ねてより長らく僕のお腹を痛めつけていた
悪名高きこいつ
その名も
度重なるボディーブローに
何度も膝から崩れ落ちそうになりましたが
そのたびに応援してくれているみなさまを思い出し
こうなりゃ我慢比べとばかり
堪えてきました
そしてついにその時は訪れます
よんす選手
逆転KO
9R(9日間)という死闘を乗り越え
ついに
ついに
固形となりました
快便です
ありがとうございました
笑
体調も完全回復したということで
ガンガン旅していきますよ!!
それでは今日の記事いきましょう
腹痛が終わった僕にお祝いのクリックお願いします
この時期のパタゴニアは非常に過ごしやすい気候でして
その気候にすっかり慣れてしまった僕には
イグアスの暑さは殺人的です
ってゆうかブエノスアイレスに戻ってきて
改めてパタゴニア地方の物価の高さにびっくりです
もしこれからパタゴニアに入るという方は是非お財布をあたたかくして行かれることをおすすめします
日本は三月に入ったということで少しは温かくなってきてるのでしょうか?
ペリトモレノにすっかり満足した僕は
次の町エル・チャルテンを目指します
カラファテからチャルテンまではバスで3時間半程度
バスターミナルでバスを待っていると日本人ぽい人を発見
向こうもこちらをチラチラ
どうやら意識してる模様
バスに乗り込み自分の席を探すと
なんと先ほどの日本人ぽい人が隣に座っているではないか
おし
ここはいっちょ声かけてみるか
「日本人の方ですか?」
「Oohh I’m Korean」
まさかの韓国の方でした笑
これまで日本人を韓国人と間違えたことは何回かありましたが
韓国人を日本人と間違えたことは今回が初めてです
なんかごめん!!笑
実は僕、学生時代の韓国語の成績は常に秀だったので韓国語はある程度いけるのです
チャルテンで何するの?
どういうルート?
これからは?
韓国でなにしてたの?
などなど質問&言葉攻め
お互いの情報を交換し、チャルテンで行動を共にすることに
やったー!!
初めての友達だ笑
お喋りしたり仮眠したりでバスはすぐにチャルテンに到着
チャルテンは一泊の予定で次の日にはバリローチェに移動しなきゃだったので
まず次の日のバスのチケットを予約。
無事に購入し
先ほどのヒョン
(韓国語でお兄さんという意味 韓国では年上の男の人を呼ぶときはヒョンと呼びます)
とホステル探し。
どうやらこのヒョンホステルにこだわりはない模様
どこがいいですか?って聞いても
よんすに合わせるよ
って
うーむ
なかなか気使うやんけ
一応バックパッカーなのですが
ある程度の生活水準は保っておきたい僕
そこまで汚いホステルはいやなんです笑
一応次の日の早朝にトレッキングに出る予定なので
登山口に近い宿を候補に。
何軒か聞き込み、一番安いホステルに決定
ですが登山口の目の前というナイスな立地
しかも宿のおっさんやたら陽気で
ニッポン?ニッポン?
トモダチ
カラテ!!
をひたすら連呼
宿で会うたびに
トモダチ!
トモダチ!!
って
最初はおもしろかったんですけど
後半うっとしくなって
もうええって
右から左へ
受け流す
この日はチャルテンを散策。
なんせ登山の町なのでなーんもない
1時間で町全体は歩き終わりました
その後スーパーで食料を買い
ホステルでヒョンと料理。
なんせこのホステル
キッチンの設備が残念すぎるのです
包丁もなけりゃ
ガスコンロに火をつけるマッチもない
トモダチ!連呼のおっさんに聞くと
急に真顔になり
「トモダチ ここが一泊いくらか知ってるだろ?150ペソだぞ(1000円ぐらい)
その値段に泊まれるだけでも奇跡なのに包丁も必要なのか?」
いや
それとこれは話別やろ
しかも値段決めてるのお前やろ
まるで俺もこんな仕事やってらんねーよ的な言い方しやがって
仕方なくステーキナイフを使い野菜を切り
ウシュアイアで手に入れた韓国の味噌を使い韓国風野菜炒めを作りました
お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが
ヒョン何もしません
料理をしたことないらしく
「俺は洗い物はプロレベルだから食後に働くぜ」と
ひたすら僕の料理を見守ってくれます。
でもこのひょんが恐らくなけなしのお米の缶詰を出してくれました
卵も焼いたんですけど、
残りの卵はゆで卵にして明日のトレッキングに持ってこうぜ
とナイスな発言!!
そんなやりとりを隣で見てたパリから来ているハンサムが
「そのソースはどんな味がするんだ?ナメてみてもいいか?」
と言い出すではありませんか
僕は
「もちろん これは韓国の激辛ソースだぜ」
とドヤりながら差し出します
するとハンサム
「んーー!デリシャス!俺のパスタに使ってもいいか?」
「ああ 美味しく食べてくれよ!」
的なやり取りをしておすそわけ。
なんかこういうの
非常に旅っぽい!!!笑
僕とヒョンとパリ出身ハンサム(巨人のマイコラスに似ているため以下マイコラス)
の3人でディナー
僕のスペック
日本語ネイティブ
韓国語日用会話レベル
英語幼稚園
スペイン語 出川
フランス語 メルシ
ヒョンのスペック
韓国語ネイティブ
日本語きつい
英語僕以下
スペイン語 地蔵
マイコラスのスペック
フランス語ネイティブ
英語ペラペラ
スペイン語ペラペラ
日本語韓国語ともにほんもののマイコラス以下。
マイコラスのレベルは知らんけど
でもね
言葉が通じなくても不思議と会話って成り立つんですよ
マイコラスはトレッキングを目的にパタゴニアまで遊びに来た模様
なんと僕と同じ明日のバスでバリローチェに移動するみたい
なかなかいい感じで出会ってるぜ
その後も少しお喋りして
明日は4時に起きるため今日は就寝
次の日誰かが僕を起こします
「よんす ほら 早く起きろ いくぞ」
昨日のひょんは準備万端
僕は
本気で妥協しようか迷いました
ですがフィッツロイに登るのは今日が最初で最後のチャンスなのです
このフィッツロイ山
実はパタゴニアブランドのモデルにもなっているのです
この山がフィッツロイ
パタゴニアの代名詞なのです
しかもこの山が朝日を浴びると
このように真っ赤に染まるというではありませんか
こんな千載一遇のチャンス見逃すわけにはいきません
眠たい体に鞭打っていざトレッキング!!
外は真っ暗
なんにも見えません
見えない山道をてくてく上ります
5分ぐらい経ったでしょうか
本気で帰りたくなります
死ぬほど寒く
死ぬほど腹ペコです
なんならゆで卵食べたいです
でもさすがに開始5分で休憩しようとは言えません
なんだ日本男児
根性ねーな
と
僕のせいで日本男児がなめられるわけにはいきません
やからお前韓国人やん
それは置いといて
必死に食らいつきます
1時間ほど歩いたでしょうか
ビューポイントに到着します
なんでも
あと4時間ほど登ると頂上らしいです
4時間、、、
ひょんが聞いてきます
「どうする?行くか?」
僕は即答します
「いや ここでいい」
だって
しんどいんだもん笑
サンライズまで時間があるので
2人でゆで卵を頬張ります
このゆで卵がうまいのなんの!
これ世界一うまいゆで卵じゃない?
それぐらいうまかったんです
そしていよいよ日の出の時
じゃーん
曇り。
どんまい!!
でも天気は仕方ない
ここでも十分きれいやし
ってゆうかほんとはもう下山して宿で休みたいんです笑
そして下山します
ひょんとランチして
僕はバスで移動のためひょんとはここでお別れ。
再会を誓って握手を交わします
出会いと別れが旅に色彩をつけてくれます
僕はこのあと
このなんにもない町で7時間潰した後
23時間のバス移動です
・・・
お尻だいじょうぶかな
今日はここまで
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本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました
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それではまた次の記事でお会いしましょう
よんす